「技能五輪移動式ロボット部門上海2022モデル」にNI myRIOに代わるコントローラーとして採用されているVMX Robotics Controller。このVMXに、同じく上海モデルに搭載されている、SR-Pro Cameraを装着することができるというので、当社で英語版から日本語版に翻訳した「LabVIEW版 VMXコントローラ導入マニュアル」の検証を兼ねて、メカに疎いスタッフSが取り付けに挑戦してみました。
<使用したもの>
1.VMX Robotics Controller (LabVIEW版)
2.SR-Pro Camera
3.LabVIEW版 VMXコントローラ導入マニュアル
4.ドライバー
1.VMX Robotics Controller (LabVIEW版)
2.SR-Pro Camera
3.LabVIEW版 VMXコントローラ導入マニュアル
では、早速マニュアルに沿って取り付けをはじめます。
まずは、VMX Robotics Controller の箱を開けて、写真下のカメラの基盤に付いているフラットケーブルを取り付けていきます。今までやったことのない作業なので、少し緊張します!
①VMX裏側のネジを外し、中の基盤を取り出しまし
た。
VMXの基盤の下にRapsberry Piの基盤が重なって
収納されているんですね!!
②2枚の基板を取り外しました。写真上がVMXの基盤
(えんじ色)で、写真下がRapsberry Piの基盤(緑
色)です。
③CSIコネクターのタブを開く方法に手間取りながら、
フラットケーブルを取り付けました!!
この上にVMX基板を重ねます。
④VMX基板にフラットケーブルを通すスロット(穴)
があるので、そこにフラットケーブルを通し、元通
りに2枚の基板を重ねます。
⑤2枚を重ねて横から見たところです。
フラットケーブルがVMX基板のスロットを通って
上に伸びています。
⑥青いVMXの箱に収めて、箱の裏のネジを取り付け
ます。
⑦上の蓋を閉じる時にも、スロットにフラットケーブ
ルを通します。
⑧フラットケーブルの端をカメラ基盤のコネクターに
取り付け、カメラ付属のHDMIケーブルを接続しまし
た。これで、カメラとVMXの接続が完了しました!!
慣れない作業に少し緊張しましたが、マニュアル通りに進めていき、取り付けることができました!!
「LabVIEW版 VMXコントローラ導入マニュアル」(日本語版)は、当社で英語版を翻訳、改訂した全97ページ、渾身のオリジナルマニュアルです。Titanやセンサーの取り付け方法なども掲載されています。VMX Robotics Controller、VMXアップグレードキットご導入の方にお配りしておりますので、既にご購入頂いた方はご連絡ください。また、VMX導入をご検討されている方もご一報ください。